サイトマップ 連絡先 トップに戻る 最初に戻る 前に戻る 次に進む
$Date: 2018-07-07 06:49:13 +0900 (2018/07/07 (土)) $
$Revision: 1347 $

Subversion 1.5.0 での新機能 (merge-tracking 機能)

概要

merge-tracking とは svnmerge.py で行っている処理を Subversion が 直接サポートします。svn merge コマンドでマージした修正を Subversion が覚えておいて、次に マージしようとしたときにマージ済みの修正を適用しないようにする機能です。

merge-tracking に関するドキュメント

ブランチの種類

通常使用するブランチは以下の2種類があります。

リリースブランチ

リリース版のハージョンの管理のために作成するブランチをリリースブランチと呼びます。

通常ある時点の trunk からコピーされて分岐します。通常の利用方法は 何かバグが見つかったときに、まず trunk でバグ修正を行い、そして 必要なリビジョンだけリリースブランチにマージします。

このような利用目的のためマージの方向は trunk → リリースブランチ の 一定方向です。

機能ブランチ

ある程度大きく長期間にわたる修正を行いたい場合など作業用に 使用するブランチのことを機能ブランチと呼びます。

trunk で作業してしまうと長期間trunk を不安定な状態にしてしまい 他の開発作業に支障を来します。そのような場合に作業用に使用します。
※ リリースブランチから作成することもあります。

機能ブランチでの作業が終了したときには 機能ブランチ → trunk にマージを 行い、機能ブランチを削除します。
しかし機能ブランチが作成された後、trunk で修正が行われた場合、 trunk → 機能ブランチに変更をマージする必要があります。

Subversion 1.5 でサポートしている merge tracking 機能

Subversion 1.5 でサポートしていない merge tracking 機能