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sqlite3 のコンパイル (VC6)
概要
sqlite を Visual C++ 6 (VC6) でコンパイルする方法を説明します。
sqlite3 は SQL の簡易データベース用のライブラリです。なおこのページで sqlite3 のコンパイル方法を
説明するのは、一時期 Subversion 1.5 のソースコードで sqlite3 が mergeinfo というデータ構造の記録に
使われていたためです。
準備
- Visual C++ 6 をインストールする
(ServicePack もインストールしておいた方がよい)
-
Platform SDK 2003 Febrary Edition をインストールする。(必須かどうかは未検証)
-
sqlite3
(sqlite-source-3_3_12.zip)
sqlite3 のコンパイル
- sqlite-source-3_3_13.zip を入手し、解凍する。
- VC6 で DLL のプロジェクトを作成する。(プロジェクト名は sqlite3)
- プロジェクトファイルにすべてのソースを追加する
- ランタイムライブラリの設定を変更する。 (これをしないとリンカーエラーになります)
- プロジェクトの設定を開く
- C/C++ タブに移動
- カテゴリでコード生成を選択
- 使用するラインタイムライブラリで、マルチスレッド (DLL、デバッグ)
またはマルチスレッド (DLL)を選ぶ
- プロジェクトをコンパイルする
参考
手元で作成したプロジェクトファイル(ver 3.3.13 用)
sqlite3 のDEF ファイルからインポートライブラリを作成する)
メモ
lib /def:sqlite3.def