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$Date: 2018-07-07 06:49:13 +0900 (2018/07/07 (土)) $
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cla-assistant 使い方

概略

オープンソースソフトウェアにおいて、いろんな人の貢献を受け入れるにあたって 作成した頂いたソースの扱いを明確にするために 事前に google のリポジトリ では 最初の Pull Request を送ったときに Google の CLA に署名することを求められます。
GitHub で公開しているオープンソースのリポジトリに対して GitHub と連携して CLA に署名してもらう手段として cla-assistant が 提供されています。
このページでは cla-assistant の使い方を説明します。

手順の概略

リポジトリのオーナー側の手順

  1. CLA を採用するリポジトリ側のアカウントを準備する
  2. CLA を採用するリポジトリを作成する
  3. cla-assistant を有効にする

リポジトリにPull Request を送る側の手順

  1. Pull Request を送るユーザーのアカウントを準備する
  2. CLA を採用するリポジトリを作成する
  3. cla-assistant を有効にする

手順

リポジトリのオーナー側の手順

リポジトリのオーナー側のアカウント作成

  1. https://github.com にアクセスする。
  2. 使用したいアカウント名、メールアドレス、パスワードを入力して "Sign up for GitHub" を選ぶ
  3. オープンソース用に使用する場合、そのまま Continue をクリックする
  4. スクロールして Continue をクリックする
  5. 指定したメールアドレス確認メールが来るので、メールのリンクをクリックする。
  6. 以下の画面になる

リポジトリの作成

ファイルの追加

  1. git コマンドで clone してファイルを追加する。
  2. 以下の画面になる。

cla-assistant の設定

  1. https://cla-assistant.io にアクセスする。
    "Sign in with GitHub" をクリックする。
  2. GitHub に対して CLA assistant からアクセスする権限を付与するか確認画面が出る
    CLA assistant に権限を与える場合、"Authorize cla-assistant" をクリックする
  3. もう一度、権限を与えるか確認画面が出る。
    画面をスクロールする。
  4. CLA assistant に権限を与える場合、"Authorize cla-assistant" をクリックする
  5. CLA の設定画面になる
    Configure CLA を選ぶ
  6. CLA を設定する対象リポジトリと CLA を設定する
    既存の CLA と独自のものを選べる
    ここでは "don't have one" のリンクを選ぶ
  7. "gist.github.com" のリンクを選ぶ
  8. "gist.github.com" のファイルを入力する画面になる
  9. CLA に使うテキストを入力する
    "create public gist" を選ぶ
  10. 以下の画面になる
  11. "Paste a URL from a Gist" に作成した Gist の URL を貼り付ける
  12. "LINK" を選択する
  13. "Yes, let's do this" を選択する
  14. "Great, thanks!" を選択する
  15. CLA が登録されたことを確認できる
  16. "Setting" 画面で Webhooks に cla assistant が追加されていることを確認できる

リポジトリにPull Request を送る側の手順

Pull Request を送る側のアカウント作成

Pull Request を送るための準備

  1. Pull Request を送りたいリポジトリにアクセスする
    Fork ボタンを押す
  2. Fork 中に以下の画面になる
  3. Pull Request を行うための作業ブランチを作る
    "Branch: master" のところをクリックして、ブランチ名を入力する。
    "Create branch: ~" のところをクリックして、ブランチを作成する
  4. "test.txt" をクリックすると以下の画面になる
    鉛筆ボタンをクリックしてファイルの編集を行う
  5. スクロールして、"commit directly to the ... branch." にチェックが入っている状態で "Commit changes" を選ぶ
  6. 以下の画面になる。

Pull Request を送る手順 (CLA への署名含む)

  1. "Compare & pull request" を選ぶ
  2. "pull request の説明の入力画面になる
    "create pull request を選ぶ
  3. "pull request が作成される
  4. 少し待つと以下の画面になり、CLA に署名されていないという表示が出る。 "CLA not signed yet" のバッチをクリックする。
  5. 以下の画面が表示される。
    CLA に同意できるなら "Sign in with GitHub to agree" をクリックして署名する
  6. CLA assistant に権限を与えるか確認する画面が表示される
    CLA assistant に権限を与える場合、"Authorize cla-assistant" をクリックする
  7. CLA assistant の処理画面が表示される
  8. "CLA signed" のバッチが表示されて、署名できたことが確認できる

リポジトリのオーナー側の手順

  1. リポジトリのページにアクセスすると "Pull requests" で 1 となっており オープンしている "pull request" があるこを確認できる。
  2. "Pull requests" を選ぶと以下の画面になる
  3. Pull request を選ぶ
  4. 以下の画面になる。
    "CLA signed" のバッチが表示されていることを確認できる
    "Confirm merge" を選択する
  5. 以下の画面になる。

リポジトリにPull Request を送った側の手順

  1. pull request がマージされたのを確認できる
    "Delete branch" を選択してマージ済みの branch を削除する
  2. "マージ済みの branch が削除されたのを確認できる